2022年4月25日、福岡市中央卸売市場青果市場跡地(福岡市博多区那珂)に『ららぽーと福岡』がオープンしました。
オープン前、こんな大きな施設が日常の生活圏内に出来るってどんな感じだろう?どう自分の生活が変わるのだろう?とワクワクしていました。
実際、色々な変化がありました。
そして、ある出来事を思い出しました。
『アナと雪の女王』(の、アナとエルサ)が好きな私は、東京ディズニーランド(以下、TDL)で2016年から2018年の1月~3月に開催されていたイベント『アナとエルサのフローズンファンタジー』(以下、フロファン)へ毎年通っていました。
当時は東京ディズニーリゾート(以下、TDR)の年間パスポートが発売されており、リゾートへすぐに行ける範囲に住むヲタも達が、ほぼ毎日アナとエルサに会いに通ったり、あるいは近所の公園のようにふらりと散歩しに行ったり、あるいは居酒屋(?)代わりに使ったりしている様子をTwitter で見て大変うらやましく思っていました。
そしてふと思ったのです。
──夢と魔法の王国が生活圏内にある、夢と魔法の王国と共に暮らしているってどんな気持ちなのだろう?
と。
フロファンが最後の年となった2018年。2月に遠征した私は、定宿にしていたホテルからタクシーでTDLへ向かいました。タクシーは新浦安から、工場や倉庫の並ぶ道を走っていきます。
運転手さんが話しかけてきました。
「すみませんねぇ、ディズニーへ行くと言うのに、現実的な道を通って」
え、そんな事にまで気を使っているの?リゾートの運転手さんは……と驚きつつ、これはチャンスだと思い、運転手さんに質問してみました。
「いえいえ、むしろ、リゾート周辺の色々な風景が見られて嬉しいです。それに、最近、疑問に思っている事があるのですが、TDRのような『非日常』がすぐそばにあるとか、夢と魔法の王国と共に生活するってどんな感じなんですか?」
「ははは、そうですねぇ、まあそんなに変わらないと思いますよ。ただ、ここで運転手をしていると、駅からもホテルからも、リゾートからも、乗ってくるお客さん達はみんな笑顔なんです。幸せな仕事をさせてもらってるなあと思います」
ららぽーと福岡のνガンダムの前で、その場にいる老若男女全ての人達がニコニコしながら写真を撮っている姿を見て、先のリゾートの運転手さんの話を思い出していました。
生活圏内、街なかに現れた大きなガンダムと大きなショッピングモール。私にとっての、日常のすぐそばに現れた非日常。また行きたくなるし、いつでも行ける。行けば写真を撮っちゃう。
テーマもスケールも、TDRとは全く違うけど、少しだけ「非日常がすぐそばにある事」を体感出来た気がします。
RX-93ff νガンダムを好きになりました。
ららぽーと建設中だった頃、実物大ガンダムが立つ事を初めて聞いた時は
「ふーん……」
て感じでした……。
ガンプラはたま~に作っていた程度。甲斐キャノン(ホークスが好きなので)と、Ζガンダム(RX-93ff νガンダムを好きになる前はΖが一番好きだった)と、ガンダムエクシア(なぜかある……)を積みプラしていました。
建設中のららぽーと前を車で一度通ったとき、一瞬、製作途中のνガンダムが見えました。
──え???これが等身大の??ここに??????
見えたのは一瞬でしたが、相当な衝撃を受けました。
ららぽーとのプレオープンで、初めて目の前で見たのですが、もう……これはもう好きになっちゃうでしょう!!あの大きさ!あの厚み!重厚さ!存在感!そして、カッコよくて、なんて美しいの……!!!!
しかも、福岡にしかないデザイン(こういうのに弱い福岡人)。
当然、プラモデルを作りたくなっちゃいますね。
『RG 1/144 RX-93ff νガンダム』(プラモ)にするか、いやもうフィギュアにするか、超合金にするか(迷)……いやいや、甲斐キャノンとスケール合わせたいならRG。とりあえず、リハビリ代わりに甲斐キャノン作ってしまおう(これで残り積みプラ残り2)。
ららぽーと本オープン後、SIDE-Fの入場予約をし(当時は予約制でした)、RG購入。こつこつ作りました。
デカール貼りを多数失敗してしまいましたが、それでも、とても楽しかったです。
さあ次は超合金が楽しみです。私、昭和の人間だから『超合金』に弱いんです!!!!
──なんか、一緒にお出かけしたくなっちゃったからフィギュアも買お。
結局迷った3体全部買うやん。
ホークス仕様にしたいから『ENTRY GRADE 1/144 RX-93ff νガンダム』もそのうち買うかも知れない……。
こうして、ららぽーと福岡が開店してから『ガンダムのいる街』となった、日常のそばの『すぐ行ける非日常』。
私の生活に楽しく変化をもたらしました。ガンダム関係以外でも、まだ回り切れていないのでこれからもまだまだ楽しみです。